protect you〜守るべきもの〜
第3章

├ 母親のハッキング





──♪〜♪〜♪〜…



携帯のアラームが鳴って、目を開ける。


目に入る、白い天井。


時計を見ると、朝の七時半。



「……朝か」



やっとそう認識した俺は、上半身を起こしてベッドから降りた。



アイツらと縁を切って、3日。


あれから、榊や銀髪は俺の前に姿を現さなくなった。


まぁ、榊は同じクラスだからたまに見かけるが、気付けばいない。


またしつこく言い寄られると身構えていた俺は、拍子抜けしてしまった。


あんなこと言っておきながら、だいぶアッサリしてんな、アイツらも。


ま、人間、そんなもんだよな。


……ただ一つ、気になるのは。



榊が、学校で一人だということだ。



アイツほど……悪く言えば、馴れ馴れしい奴なら、すぐにだって友達と呼べる奴が出来るだろう。


相手が俺だったからうまくいかなかっただけで、他の奴なら簡単に友達になってくれんじゃねーの?


…なのに何故か、榊はいつも一人で。


と言っても、誰かが榊に嫌がらせしているわけでもなく。


それが逆に気味が悪い。


まぁ、俺の知らない何かがあるってことにしておくか。


榊が1人だろうがなんだろうが、俺には関係の無いことだしな。



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