秘め恋シンデレラ~隠れ御曹司と甘く蕩けるKISS~
「永遠さん!」

「実家のコトは余り話したくない」

「どうして?」

「訊かない方がお前の為になるから・・・」

「訊かないコトがどうして私の為になるんですか?」

「訊いたら、お前も同罪になるから・・・」

「意味が分かりません」

「わからない方がいいと思う。お前は俺を見ていればいいんだ」

永遠さんは私の方を見て強い口調で放つ。

椅子を私の椅子に近づけてそのまま首の後ろに手を回し、顔を近づけて唇を再び奪った。

傲慢に奪われた唇。

思考回路を狂わせて、脳裏を真っ白にする。

彼に冷たくされていた時のコトを考えると今はとても幸せ。

私は貴方だけを見つめていよう・・・
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