秘め恋シンデレラ~隠れ御曹司と甘く蕩けるKISS~
「さてと永遠君の素性を知る者だけになったな・・・」


「でも、花が居なくなるのは寂しいな・・・そう思わないか?永遠」

「別に…何も思いません」

花と言っても香音はサボテンの花だ。
俺のキモチを少し位理解しろよ!
俺がどんなに濱部社長に後ろめたいをキモチを抱いて、告白したと思ってんだよ。


その告白も今となっては後悔する。

「永遠、突っ立ってないで座れ」

高井田副社長がトレイを持って立ち尽くす俺に話し掛けて来る。


「あ、先にトレー置いて来ます」

父さんは素性を隠して『星凛堂』で働く俺に気を遣い、もっぱら仕事の話で来社するのは高井田副社長。

俺は給湯室に戻ってトレイを置き、戻って社長の隣に腰を下ろした。


「これが我が社と『クリスタル』との共同開発のブランドロゴだけどどれがいいと思う?」

食品メーカー『クリスタル』と化粧品メーカー『星凛堂』が共同開発した女性向けのサプリメントが来年の夏を目処に発売される。


今の予定では来年の夏。

「でも、ブランドのロゴはコンペで決めるのでは」


「そうだけど・・・未来の『クリスタル』の社長の意見も訊きたい」





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