恋をしよう!

2人だけの水泳デート-Masahito-

その日は久しぶりの休日で、僕は美咲とデートをしていた。

「わーっ、広いですねー」

ペイズリー柄のビキニ姿の美咲ははしゃいでいた。

美咲とデートをするのは久しぶりだ。

デートの場所に選んだのは、彼女の大学の合格祝いをするために訪れたホテルである。

そこに温水プールがあるらしく、次に泊まりに行く時は入りたいと美咲は言った。

この間の1件もあるため、僕は彼女のリクエストを受け入れることにした。

温水プールだから誰か1人は入っているだろうと思っていたのだが、
「誰もいないな」

冬に入ったばかりだからだろうか?

貸切状態だったことに驚いた僕だったが、すぐに安心した。

何故なら、美咲の水着姿を誰かに見られなくて済んだからだ。
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