ふんわり系男子が考えてること。





私が世界で新記録出しそうなほどの
スピードで校舎を抜けると




『わ‥‥やっぱり‥‥』




そこには思った通り
遼くんと彼方くんが話していた。




彼方くん、また遼くんに
ひどい事言われてるよ絶対、、




私は溜息を吐きながら足早に2人に近づいた。





『ちょ、ちょ、ストップ!!』




なんの話をしてるか分かんないけど
とりあえず止めてみる!!



『‥‥。』


すると、ふたりは同時に私を見て
シーンとなった。


しばらくの沈黙の後、
彼方くんがクスッと笑う。





『もも、やっぱり勘違いしてたでしょ
付き合ってるって。』


『へ!?あ、はい‥‥』



『付き合ってないんならいいんだよ
もも、お前 早とちりしすぎ 俺の時間返せ』



『ご、ごめん』






なんか怒られたけど
でも彼方くんがひどいこと言われたんじゃなくてよかったーーー!!!





『遼くん!もうこうやって
学校来なくていいから!ね!?』



『お前らが付き合わないんならな』



『‥‥いつかは付き合うよ』



『彼方‥‥お前は黙れ』





なぜか少し彼方くんと遼くんが仲良く(?)
なってる気がする!


なにかあった!!!?






『ふふっ!ふたりが仲良しになってくれて
良かったーー!』


『は?!どこがだよ!!!?』





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