☆Friend&ship☆-妖精の探し人-

「いや、いや離して!嫌です離して下さい!ヤダ、いやぁぁぁ!」

大の字に広げられて拘束された妖精は絶叫しながら激しく動く。

背後に忍び寄った気配に恐怖を隠せず、狂ったようになき叫んだ。

「妖精、今から君のこの美しい奇跡の治癒の力を奪う。ある少年が死んでしまったんだ…協力願う」

「私の羽は根元から抜いてしまえばもう永遠に力は失われてしまいます!止めて、お願いします、私はこの力を…」

「うるさいんだよ、早くやれN」

「了解だ」

妖精の声にならない悲鳴が、ヘリオの耳を侵す。

ヘリオはそれでも何も感じず、苦悶し暴れる妖精をただ見ているだけだった。

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