恋の悪あがき〜甘い香りに誘われてⅡ
「いやいや…忙しいのは、良いことだよ。
なあーに、時間はたっぷりあるんだ。気にしないで下さい」

父は上機嫌だ。

父が認めてる男ってことか…

でも!

ガバッ…

座布団から降り、畳にひれ伏す。

「聞いていただきたいことがあります!
私、佐伯 悠里は、あなた方のご子息とは結婚出来ません」

「おい!悠里っ、何を…」

突然、話し出した私に慌てる父に構わず続ける。



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