恋の悪あがき〜甘い香りに誘われてⅡ
「よし!俺んち行こう。
俺さ…一度やってみたかったんだよね。着物の帯持って、『あれ〜〜』てヤツ」

はっ⁉︎

「……」

上機嫌で、車のキーをクルクルさせる男…

何?今まで、すごく感動的な場面だったよね?
この展開は何なのよ。

「し、しません!」

「それは残念だ」

ニヤリと笑い、唇に軽くキスをする。

「こんの、スケベ男!」

深刻なのは、私たちには似合わない。

ねえ、大樹。いずれ、桜コーポレーションに戻るって事は、転職のようなもので、きっと大変だと思う。

貴方がいつも幸せに笑って過ごせるように、癒してあげたい。

私にできるかな?

ううん、きっとできる。やってみせる!
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