【完】365日、君をずっと想うから。
「なんだよ、花のくせに俺に隠し事とかするんだ?
ラブレター見られて、隠すようなことでもなくね?」
たしかに、言われてみればそっか。
しょうがない、これはもう腹を括って打ち明けるしかないよね。
「……好きになったきっかけはね、まだ私が5歳だった時なんだけど、」
「え、そんな昔なわけ?」
「うん ───」
それだけ昔から、コウくんのことが好き。
蓮に話すために、私はあの日に思いを馳せた。