いいじゃん、俺の彼女になれば。
泣いてるあたしを励まそうとした、ゆるふわ王子なりの気遣いだったんだね、きっと。
“俺の彼女”って言えば、女子なら全員喜ぶと思って。
それで、ああ言ってくれたんだ。
ま、あたしにとっては、うれしくもなんともなかったけど。
むしろ、迷惑だったけど!
でも、本当によかったよ。
知らない間に、すでにもう……。
ゆるふわ王子の頭の中から、あたしの存在が消えていて。
“俺の彼女”って言えば、女子なら全員喜ぶと思って。
それで、ああ言ってくれたんだ。
ま、あたしにとっては、うれしくもなんともなかったけど。
むしろ、迷惑だったけど!
でも、本当によかったよ。
知らない間に、すでにもう……。
ゆるふわ王子の頭の中から、あたしの存在が消えていて。