君と恋の歌
───────────
「いらっしゃいませ」
「ハルさん~…空にお酒ください」
そう言う空は、すでに目に涙を浮かべていた。
ハルはあまり飲ませたくないと思いながら、まだ知識の浅い空にアルコールの低いお酒をだした。
「どうしたの?…まぁ、空太のことなんだろうけど」
「もう、空のこと好きじゃないかも」
ぼーっとしながらそう言い、空はコップのお酒を一気に流し込んだ。
あっ、と止めたときにはもう遅く、酒に弱い空はそのあとすぐにつぶれたらしい。