君と恋の歌
空太の声を聞いた瞬間に、昨日の夜を思い出して恥ずかしくなる。
けれど、わかりやすく態度に出さないように平然を装った。
「空…おいで」
空太が呼んで、私は引き寄せられるようにベットに歩いた。
「わっ」
近寄った瞬間、空太に手を強く引かれてベットに倒れる。
「もう少し、寝てよう?」
「…うん」
寝る気はなかったものの、規則正しく聞こえた呼吸の音に振り向くと、空太の寝顔がすぐ近くにあった。
それがあまり気持ち良さそうで、私も気づいたら目を閉じていた。