【完】最初は、それだけだったのに。
可愛すぎだろ…。
彼女のひとつひとつの仕草が俺の胸をうつ。そのたびに俺は心臓を速くする。
あー、今の俺の顔見せたくない。絶対赤い。
「…市岡、いちいち可愛すぎ。俺以外の他の男にそんなこと言っちゃだめだよ。」
「か、かわ…?!!時雨くんのせいで心臓バクバクしてきた!!」
「…だからそういうところだよ。なんで俺の彼女さんはこんな可愛いこと言うの。」
「か、か、かかか…時雨くんもうやめて!!心臓が足りないよ!」
俺は抱きしめていた手を解いてこちらに向かせる。
予想通り彼女は顔を真っ赤に染めていた。
俺はそんな彼女を抱きしめた。そのあと彼女もモゴモゴしながら俺の背中に手を回した。