不器用な彼が隠した2文字




嫌味なくらいに晴れた空を睨みつけて、頬を涙が伝った。




苦しいのは、切ないのは、私だけだと思ってた。




だけど、彼の本心を、



彼が私を嫌いな理由を。





私は全然、分かってなかった。







< 172 / 341 >

この作品をシェア

pagetop