夏色の予感

偶然の重なり

家に帰る途中、大きい公園がある。




私はそこがあまり好きではない。




でも、足を踏み入れてしまうのは何故だろう。




ベンチに座ってイヤホンをつけて、音楽を聴く。




手をつないでいる親子、友達と遊ぶ少年。




色んな人がここに来ている。







…。




というか、蒸し暑い。



はぁぁぁ…。

下を向いてため息をつく。



すると、頬にひんやりとした感覚がきた。



< 4 / 11 >

この作品をシェア

pagetop