約束の丘で

前へ進む決意

美智子と直樹が出ていかれて数日たつ…七海は泣き続け食事もできないくらいに落ち込んでいました。
美智子から貰ったクマの大きいお人形を眺めていました。
クマのお人形が急に動き始めて話しかけました。
「七海ちゃん七海ちゃん。美智子は何で七海ちゃんの事を置いて出ていったと思う?」
「知らない。知りたくない。」
「七海ちゃん。これだけ聞いて。美智子は七海ちゃんの事を置いて行ったのはだった1人の妹が守りたい、幸せになって欲しい。って願って置いて行くかわりに私のぬいぐるみに魂をくれた上に美智子様は七海ちゃんを守るように言われた。友達を守る。」
「七海。このクマはずっと気になっていたんだけとまさか…」
「雅…私も分からないんだけど。」
「雅さんそのとうり。私は、死者の国から来たの。美智子様の僕(しもべ)は死者の国、妖精や動物やドラコンまでいて美智子様と七海ちゃんも実は双子とは言え、美智子様だけ父親が違うんだ。父親がこの国を作って信頼をえていた王のエリアカ王だ。美智子様は重い仕事をしてもらうかわりに死者の国、妖精、動物ドラコンの信頼を分け与えることで人竜の民と一緒に戦ってもらうことで平和を維持してもいたいと考えているしエリアカ王は直接的手を下せない。そうすれば世界は変わり破滅の道を歩めるだろうし、そうなると美智子様に会えなくなります。昔、に約束をなさったそうですね。“全てが終わったら、約束の丘で会おうね”って。美智子様は七海ちゃんの事をとんだけ愛され守られていたことやら。」
「お姉さまはこれから、これから起きる隕石とクレオンカ王国はどうするのかは知ってるの?知ってるのであれば教えてくださいませ。」
「良いでしょう。1つ警告しときます。美智子様は道を外れた道を歩まれます。止めてはなりませんよ。そんなことをしたら、世界は破滅へ変わります。苦しみの話しは聞く覚悟はありますか?」
「…お願い。全てを聞かせて。何でお姉さまがこの道を歩む事になったきっかけも…知りたい。」
「良いでしょう。昔…レボルト王国とクレオンカ王国ができた頃の話。
レボルト王国は平和でドラゴンと仲良く恋もして人竜の子供として産まれることがあった直樹様と幸人様のように。
クレオンカ王国は治安が悪く、飲食がまともとれないところが、その時の国王も悪く、レボルト王国が困るほどでした。
クレオンカ王国はとうとう、レボルト王国の平和がねたましく感じでクレオンカ王国のキングがレボルト王国のクイーンに勝負を挑んで来ました。
レボルト王国のクイーンはこれはクレオンカ王国の建て直しのチャンスと考え仲良しのドラゴンと兵士・騎士達に難しく大変な事を頼みました。
クレオンカ王国の兵士・騎士を殺さすに助けて欲しい。私に力を貸して欲しいと伝えた、願った。
ドラゴンと兵士・騎士達は、心から、引き受けてくれた。
クレオンカ王国のキングを倒そうと立ち上がり向かいました。
キングの体から闇が出てきて、埋め尽くそうとした。
その時にクイーンの体から目映い光だしドラゴンと兵士・騎士に力を闇とキングを消滅と封印された。
クイーンの光がクレオンカ王国とレボルト王国に本来の幸せの暮らしができるようになり、クイーンは翌年に幸せそうに息を引き取った。
享年25という年齢で。
早すぎる死だったから、中央広場にクイーンに感謝と慰霊といつまでも見守るを込めて像を作った平和を愛する姫の像と名付けられた。その時は力があまりなく封印するだけの力しか残っておらずに封印して翌年亡くなったと言う話だ。それを知ったエリアカ王は魂になった姫と話し合い封印が解けるこの時期に伝説の姫の力とエリアカ王の力で確実に闇の息の根を止めるダメに美智子様に伝説の姫の力とエリアカ王の全ての力と全ての知識を注がれ集大成が美智子様なのです。闇に勝つダメに作られた方なのです。」
「美智子様は…美智子様はその話しは知ってるんですか?」
「知ってました。3年前…15の時、美智子様は数時間1人の時間はありませんでしたか?」
「あった。2~3時間の空白の時間があった。」
「2~3時間と言っても異空間では時間が長く何日くらいだったが分からないんくらいいたと思う。そこでエリアカ王と伝説の姫と美智子様は話をしていてそこで全て知ったと思います。実際は戦えるのは美智子様だけなのです。最後の光りなんです。美智子様は私たち全ての光を壊さないでください。七海ちゃん。」
「クマちゃん。わかった。…クマちゃん。私もお姉さまを信じたい。クマちゃん。クマちゃんの名前はあるの?」
「もちろんだ。グラフィックだ。本当の姿を見たら、みんなが熊だって言うから、クマさんって呼ばれてたんだぞ。これから、自分の事をクマさんって呼んでくれよな。」
「なんか偉そうなクマさんね。七海…」
七海は急に笑いだしました。
「あははは。面白いですわ。ってクマさん。クマさんの主人は誰ですの?」
「主人様はもちろん美智子様に決まっております。美智子様は七海ちゃんと違って力ありますもの。エリアカ王と伝説の姫の力と他に力がある。それが魔女だよ。美智子様は3つの秘めた力は美しいあのときいただいた言葉や優しい微笑みは今でも天子いや女神様だな。」
「このクマさん美智子にそうとうな惚れごみやな。」
「それはそうだ。美智子様と俺は連絡をとれるようにしてくれた。俺も大切な戦力だって考えてくださってることは幸福だ。俺の能力を馬鹿にするんじゃないよ。」
「能力者ですの?どんな能力ですの?」
「本来の人間から大きな熊に中間のクマ人間になれるし、俺も魔法使えるんだぜ。」
「まあ素敵。」
「でも皆に内緒な。バレたら、俺は七海ちゃんと一緒に居られなくなってしまうかも知れない。」
七海は嫌な予感がしました。
「それだけは嫌だ。お姉さまの繋がりが無くなってしまいますわ。」
「大丈夫だよ。バレてもこう言えば良いよ。“美智子様の配下の者で美智子様の命で動いてる美智子様の命を裏切れば七海ちゃんの命が無いと思え”と言うぜ。だって美智子様は七海ちゃんの事を守るように命を承った。自分は美智子様を裏切りたくはない。裏切るきは毛頭にない。七海ちゃんも美智子様はすごく大切な方だもんね。」
「分かってるじゃない。私たちもお姉さまに祈りましょう。必ず帰ってくるまでは。力のない私らは待つしかできないからね。」
「そんなことないよ。待ってくれる人が居ることはとても素敵なことだと思うよ。」
「クマさん…ありがとう。」
「どういたしまして。ご飯を食べて元気になろうね。」
「うん。」
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