あいつの恋
「雄馬ーっ!」
廊下で体育座りをしていた
雄馬に小走りで近寄った。
「おぉ!待ちくたびれたわ~」
そう言ってる雄馬の顔は
ニヤケている。
「で…、どうやったん?」
一瞬不安な顔をして
私にそう聞いてくる雄馬に一言。
「教えるかわりに、お昼ご飯おごって♪」
「はぁ?なんやねんそれ。」
「だって、ただアンタに使われるだけじゃ腹立つねんもん。」
「相変わらず可愛くないなっ」
雄馬はそう言いながらも
笑っていた。