天才ちゃんの学校㊙計画
「それでは、テストを始めます。」




カリカリカリカリカり




キーンコーンカーンコーン



「はー!終わった!」

「どうだった奈未?」

「バッチリ✌」

「なによ!あの女!
どうせ、赤点だよww」

「もうついていけなくて高校辞めるんじゃない?」

「この学校はレベルが高過ぎる~って」

「「「あハハハハ」」」




「お茶しにいくよ!奈未!」



「アーモンドカフェラテと……」

「私もそれで!」

「あーもー!ほんとムカつくー」

かわいい子でもムカつくことあるんだー

「さっきの?」

「うん!ほんとの友達とか思ってないくせに!

どうせあれでしょ?

ちょっとよくないことしちゃった

って打ち明けたら死ぬほど広めるんでしょ?

その程度の癖に……」

「ありがとう。うちのために!

そんなに怒ってくれて」

「私ね、もともと

幼稚舎から大学のエスカレーター式

のところに通ってたの

そこでね、嫌っていうほど女の醜い

ところをみてきた

そういうところ嫌い

みんなで仲良くしたい

現実は容姿やお金でみんな左右される

だから、この学校にきたの

でも、こんなんだしww

もうやだなーっていうところに

奈未がきたの!

奈未は他の人とは違ってて

初めて仲良くしたいって思った子なの

ごめん!なんか、テスト終わってほっとして、重いことまで話しちゃったww」

「打ち明けてくれてありがとう!

七魅はもう、うちにとって大切な人だー!!」

「ありがとー」

ちょうどカフェがきたので

それを飲みながら

いろんな話をした






< 11 / 37 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop