永遠の愛をキミに~星空を見つめて~
まだ口の閉まっていない彩に俺は、


「よろしくね、あ~や。」


と、昔みたいに少し、からかいながら言ってみた。


その言葉で彩は、俺が幼なじみの川原圭人だとわかったみたいだ。



すると、彩の口から驚くべき言葉を言われた。



―彼女できた?



俺は、びっくりした。そんなこと聞かれると思わなかったから。


―俺が、好きなのはあ~やだけだよ。



そう言いたかったけど、言えなかった。だから



―彼女なんていないよ。



としか、言わなかった。そうしたら、



―あ、そうなんだ。


って言われた。まったく…。彩は鈍感すぎる。


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