信じてない癖に。
始まり

小学校での出会い

―心音story―


「転校してきた、林 桜姫-ハヤシ サクラコ-です。
よろしくお願いします。」

一人の女の子が転校してきた。


可愛げのあるような…怖いような…?


髪の毛染めてるし…。


近寄りがたいなぁ。


「空いてるとこ…」


『ビクッ… え?なに?』


やば、挙動不審に思われたかな。


「空いてる席が、貴方の後ろなの。」


あ、ほんとだ…。何かのドラマかよ…w


『あ、そうなんだね、どうぞ〜
私は、心音だよ!よろしくねっ』

あれ…なんか驚いてる?


「…別に。」


少しムスッとして席に座っちゃった。

感じ悪い子だなぁ…。


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