さくらの檻の中で。(仮)

だ、だいたい滉って
あたしに怒ってたんじゃなかったけ?!


なんで今日はこんなことに…



「こ、滉……あの…」


や、やばい……
そろそろ心臓が限界……






「…凪沙」

「な、なに?」







「…以外と胸ないんだな、」





……やっと離してくれたと思えば
なーにを言い出すんじゃ
こいつはーーーーーっ!!!!



「ま、待って待って。殴らないで。」


無意識に振り上げた右手を
ゆっくりと降ろされた。

「ごめんって」

「…からあげ」

「ん?」

「からあげ、買ってくれないと許さない。」

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