★MyHomeの秘密★♪




頭が痛い―――…







「……ううん。今日は凌じゃないの。栞ちゃんに」







はい…?






その言葉に、玄関まで行こうとしていた足を止めた。









「…あたし…ですか……?」





思わず、目を見張る。


わけがわからない。








「うん、そうよ」






一体あたしに何の用なんだろう?




たいした会話もしたことがないのに、話すことなんてあるんだろうか?










そう思いながらも、あたしの体はその場から動こうとしなかった。





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