★MyHomeの秘密★♪




あなた、あたしのなんですか?


「…そんな大袈裟に言わなくても…゙。凌兄だよ?」



仮にもあんたの息子だよ。


なんだか恋人を振った女のような気分になってきた。




『父さん、安心しろよ。絶対幸せにするから』



なんだか…本当に凌兄と結婚だぁ…とか、思った。

不思議だね。さっきから散々言ってるのに。



『…あぁ。頼む…』


はぁ…なんとなく安堵の溜め息をついた。

けど、あたしは多分幸せ者だ。




『子供の名前は父さんが決めてやるからなっ♪言いにくるんだぞ★?』


……やっぱり、お父さんはちょっとうざい。



気ぃ早いし。
てか自分で決めるので結構です。



『まぁ♪子供は多い方がいいわねぇ〜頑張ってね★!』


なにが頑張ってね★!だ!!



「あぁ、任しといて母さん」


横を向くと、凌兄の意地悪な笑顔がそこにあった。




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