★MyHomeの秘密★♪



「…いや…行けないわけでは…」


嘘はつけない…。
ぶっちゃけ、その日はあたし暇してます……。



「なんだよっ…じゃあ来いよっ!」


そうだよね…そうなるよね…



「……ひ、暇だったらねっ!」


はあ、言っちゃった…。


でも、顔をあげて勇紀を見るとめちゃくちゃ嬉しそうな顔をしてる。



「おう♪絶対来いよなッ!!俺、いっぱいシュート決めっからさっ♪」


今から楽しみだっ!って顔をしている勇紀に、今更すごく罪悪感が押し寄せて来た。


「うん…頑張って」


いつもなら…
調子のんな!とかあんたには無理!って突っ込めるんだけど…今はなんとなく言えなくて、応援の言葉を掛けておいた。




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