23時59分の聖夜




彼は私の方を向いて、「えっ」と声を漏らした。




「それじゃいい声出ないですよ?強張りすぎてます。」




私が言うと、彼はまた動揺したように肩を揺らす。





高校時代、何も考えずお気楽に音楽やってきた私とはこの人は違うし、彼がどれだけの規模のお客さんを抱えてプレッシャーを感じているのかは知らないけど…





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