君だけの王子になるために I
空席が・・・こんなにも寂しいものだと初めて思い知らされた。

「匠、田中さんは?紹介してくれるんでしょ?」

「・・・・・・・・」

「またやったのか?しっかりしろ」

「まだそんなんではない。上司と部下以外何物でもない、」





披露宴の間メールを送信したが
虚しい文字・・・
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