君だけの王子になるために I
海東に電話した
最初は怒っていたが
美桜に詫びた。

もう過去は振り向かない。
また1からはじめたいと思います
ご指導のほどをよろしくお願いいたします。

あぁ・・・ってそっけない


「田中、明日最後の有給だろ?夜逢わないか?」

「言葉だけ受けとります、一度もあることはまた・・・」

「今度はない、会社に迎えに来てくれ、それなら、会えるだろ?」

「何が可笑しい?笑うな」

「はいはい、お子ちゃまをお迎えに行きます」





会社に迎えに行きました

皆さんに迷惑かけたから、挨拶を兼ねて、口々にあれから大変だった

海東のわがままを沈めるにはやっぱり田中さんでないと・・・・

「明日からまた・・・・・」

「しかし、ものすごくばっさりいったね、始めわからなかったよ、吹っ切れたようね」

「はい、眠り、泣きを繰り返してたら馬鹿らしくなったんです。」

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