未来から下剋上しまーす!


「あ、忘れてた!
ごめんごめん」


「…お前は彼氏を殺す気か……!」


「えへへへ。
許して?」


「そーゆー時に満面の笑顔使うの、ずりぃわ…」


『はーい、甘い雰囲気を度々作るんじゃない!』


「なんで莉茉、怪我ないの?

ドシャの前にバキッって音もしなかったし?


何した?」


『えーとね、

殺気は元々感じてたから〜

殺気を少しだけ出して威嚇したら、なんか莉茉の隣に落ちてきた』


「…ということは?」


『莉茉、何もやってない。


ただ、こいつが的をちゃんと射止めてないってことかな?


バカ?下手?』


「ほお、ポンコツか!」


春希が理解したように手をポンっと叩く。



「がぁ〜ぐぅ〜ごぉ〜じぃ〜ろぉ〜!」


地を這うような低い声がしたかと思うと、拳が莉茉に向かって飛んでくる。
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