未来から下剋上しまーす!



その真剣な目にとうとう折れた蒼竜。


『…分かったけど、こいつ暴れそうだから縛りたいんだが…?』


「縛ればいいんですね!?


任せてくださイ!」


そう言うと、ポケットから手のひらサイズの星型のものを取り出す男の子。


『?』


「スターレストレイン!」


その瞬間、星型のものから光の縄が出てきて女の口と手と足を縛り付ける。


『ちょ、縛れとは言ったけど…口までは…』


「いいんです!
バカお姉ちゃんにはこれぐらいしないト!」


『おー、ならいいか。

いろいろツッコミどころ満載だから、話をたくさん聞かせてもらうぞ?』


「はいデス!」


目をキラキラさせて蒼竜を見上げる男の子。


(何なんだ…?こいつら…)

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