未来から下剋上しまーす!
4人はポカンとした顔で話を聞いたと思うと、蒼竜を除く3人がリュタの額に触れる。
「頭大丈夫か?」
「熱あるんじゃないかな?」
「お前まだ子供だもんな。そうだよな。そういうこと夢見ちゃう年頃だよな、うんうん」
「ひ、ひどイ!!
僕をやっぱり信じてくれないんですカ!?」
涙目で訴えるリュタ。
「か、かわいい…」
「かわいい…けどさ?」
「ねぇ?」
「だって…未来……ねぇ?」
「ほらぁああア!
やっぱり信じてくれないからあんまり言いたくなかったんデス!!
どうせ、蒼竜サマも信じてないんでしょウ!?」
顔を真っ赤にさせて泣きそうな顔でリュタは叫ぶ。
『いや、俺は信じる』
「ほらー!やっぱりーーって
え、えぇえ!?!信じる!?
ほ、本当ですカ!?」
『何だよ、信じて欲しくないのか?』