starlight kiss~俺様御曹司と泣き虫姫君~
始まる新たな日々
次の日は土曜日、朝食を済ませた父は面接に向かった。家に残っている母と姉妹は話をし出した。

「理桜ちゃん…昨日話してたパパの話ね?」
「…何で私なの?」
「それは解らないんだけど…」
「パパの仕事の斡旋とかあるの?」
「それはないわ?今日も出かけた先のも職安に行っててそこで貰ってきたのよ。」
「……そっか…」
「相手側の城崎君って言ったっけ?その子だって高校生だし結婚とか婚約とか頭にないだろうし」
「そりゃそうだろうけど…はぁ……」
「ねぇりっちゃん、城崎ってあの城崎兄弟じゃない?」
「そう…だから余計に嫌な所もあるんだよね…」
「そんな嫌な子なの?」
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