【完】喋れない可憐な華~番外編追加~

私は毎日、家に一番近いコンビニまで迎えに来てもらって、それから学校に行ったり遊びに行ったりしている。

なぜなら、私は挟蘭の姫だから。

コンビニに着くと既に彼らは揃っていて私を待っていた。

「愛華!おっはよぉぉ!!!!」

「あーちゃん!おはよっ!」

「アイ、遅い…眠い。」

私の姿を見るなり、彼らは大声で挨拶してきた。彼らといっても上の二人だけど…。
上から矢神 千景(やがみ ちかげ)、澤山 翔(さわやま かける)この二人は挟蘭の幹部。
そして、朝が苦手で少し不機嫌な、挟蘭総長、山川 蓮司(やまかわ れんじ)。

私は少し微笑みペコリとお辞儀をした。

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