【短】恋愛テスト
最後のテスト

もし、恋愛テストがあったら…
きっと私は赤点

幼馴染のユウくん
小さいときからずっと一緒、
想いを伝えられず15年

中学生になったユウくんはモテる。

成長できない情けない自分が、進めない自分が、あと1点。
合格点なんて望んでない。平均点じゃなくていい。


ー卒業式

これが私の最後のテスト。


「ユウくんっ!あのねっ…
ダイスキだよ。これだけ伝えたかったの。」

期待してしまう。こんな告白でももしかしてと思ってしまう自分がいる。

「俺さ、今好きなやつがいる…」

ダメか…期待しなきゃよかった
こんなんだったら赤点でもよかったのかな…


「俺さ、小さい頃からずっとお前が好きだったんだよ」

「えっ…」

「俺の彼女になってください」


「はいっ❤︎」

つい大きな声で答えてしまった
私の恋愛テスト満点です。





< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:1

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

恋以上、愛以下。

総文字数/2,245

恋愛(その他)8ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
「友達以上恋人未満」お互いが認めるこの関係 『すき』だと気付いた時には遅かった…。 キスをしたこと、何度も夜に会ったこと 後悔することばかり… そんな彼(英士)に彼女が!!!! どうすればいいの?!?!
こんな私でいいですか?

総文字数/3,051

恋愛(学園)8ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
わたし、かなこは冴えない高校生。 中学時代はいじめられ、高校では目立たないように静かに過ごしてる。 明るく笑顔の眩しいクラスメイトをみながら、『羨ましい…』なんて思った事もないとは言わない。 そんな私でも明るく笑顔でいられる場所…小さなスマートフォンが私の居場所 この小さな箱に詰められた友人達 私はここ(ネット上)で恋をした。
恋愛ハート

総文字数/2,789

恋愛(学園)6ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
私、吉田みなみは小中、女子校。 17歳 女子校育ちというのもあるのか恋愛経験はほぼゼロ… 高校から共学になるので、キラキラな高校生活に夢を見ているはず…だった 15の春の初恋が私の青春を邪魔をする…

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop