明日へのヒカリ
私の謝罪の言葉は、優太の言葉でかき消された。
「今日は……俺の母さんの、命日でもあるんだ……」
「……え……?」
自分の耳を疑った。
「優太のお母さんの、……命……日……?」
私がそう呟くと、優太は小さく頷いた。
「母さんは、俺を産んだから死んだんだ。俺は、生まれることを望まれていなかった。なのに……俺が生まれて、母さんが死んで……。だから、父さんも俺のことを……」
それを聞いて、私は優太にどう声をかければいいか分からなくなった。