俺の夢【ぎじプリ】
俺の夢
「おはようございます」

「おはよう、昨日も仕事遅くまでご苦労様」


俺の朝は彼女を優しくいたわる事から始まる。

昨日も残業で疲れているであろう彼女は、そんなそぶりを微塵も見せずに、いつもと変わらない爽やかな笑顔を俺に向けてくれる。

彼女お気に入りのシンプルで洗練されたコートをロッカーに掛け、ネイビーのスーツを隙無く着こなした彼女が席に着けば、これからまた仕事という戦いの1日が始まる。

今日の彼女は少し短めのタイトスカートなので、足下が冷えないか心配だ。

さりげなく背もたれにかけておいた膝掛けに気づいてくれただろうか。


「いつもありがとう、助かるわ」


そう俺に優しく声をかけると、彼女は柔らかなウールの膝掛けを手に取り、その細くて形の良い脚にそっと掛ける。

良かった、彼女は冷え性だからスカートの日はいつも気が気ではない。

彼女の美しい脚が柔らかなウールにくるまれて、心地よさそうに仕事をしているのを見るのが俺は好きだ。
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