日々を綴る
2016,3,19
ずっとこの時間が続くんだと
そう初めて思えた人でした

小学校の時は
ただ前を向いていた
悩みもそれなりにあった
それでも日々を楽しんでいた

中学生の時は
その日その日を生きることに必死だった
怒りをかわないよう祈り
自分を責め
言葉がわからなくなり
大人を
いや、人を信じることを諦めてしまった

高校生になり
中学時代が笑い話になっていた
だけども
ずっと関わっていく人はいない
人はいつかは離れる
そういう考えが染み付いていた

社会人になり
人に頼ることをしなくなった
人は1人では生きられない
それはわかっていた
沢山の人に助けられていることも
だけど
助けてほしい時に助けを求める勇気がなかった

1年の勉強期間
頼れる存在ができた
その人にだけは気を許せた
心の底ではいつ離れることになるのか不安だった

その人と付き合うことになって半年
心から幸せだと思った
小学生ぶりに毎日が楽しかった

そんな日は長くは続かなかったけれど
出会えて考えが代わった

先を考えれる人もいるのだと
前を向いて歩こうと

今はまだ後ろを振り返ってばかりだけど
頑張って進んでいこうと思う
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