変人で最強の女と俺様
璃玖の行動
眩しい


私は目を開けた


あれ?


もう朝?


そっか、もう朝か


「おはよう歌菜恵」


「うわっ、あっ、おはよう香兄」


「何その驚き!笑笑それより朝飯買いに行こうぜ」


「そうだね」


昨日のトマトも私と香兄が全部食べちゃったからね


「最近のコンビニってすごいよな。」


「そうだね。いろんなものが売ってるもんね。」


「ああ、ノートとかも売ってるだろ。何でもありだよな。」


「うん。」


「それより、歌菜恵は何買うんだけど俺はこのハムマヨを買おうと思うんだけど。」


「ハムマヨか〜私はこのたらこおにぎりを5つ食べようかな。」


「お前食いすぎたろ笑笑」


「あっ、俺ちょっとトイレ行ってくるからこれ持っといて」


「はぁい」


香兄がトイレに行っている間に私はお菓子コーナーを見ていた


お菓子コーナーだと言っても普通のスーパーよりは少ないよね


何かいいものあるかな〜


何かいいものがあるかな〜♫


何かいいも…っ!!!!!!


こ、これは!!


「お待たせ〜、ん?お前もう買ったのか?」


「はい」


「ちょっとぐらい待ってくれたっていいじゃんかよ。」


「だって、香兄遅かったからそのまま置いて帰ろっかなって思ってたところでしたよ〜」


「ひどっ!?」


香兄はぐちぐち言いながらもレジでお金を払って私と一緒に倉庫へと帰った


「俺の〜ハムマヨ〜♪君が恋しいハムっマヨ〜♪」


「何変な歌歌ってんの。」


「いや〜何となく?」


「なぜに疑問?」


「それも何となく。それより歌菜恵の袋に入ってる緑?か青かよくわからないけどなんか買ったのか?」


ギクっ!!!!!!


「そ、そんなわけないよ。わわわ、わたしはたらこおにぎりしか買って来てないよ。それより朝ごはん食べよう。私もうお腹空いちゃった」


私は急いでおにぎりを出した


「怪しい。」


「へ?」


「歌菜恵なんか隠してるだろ。」


「べ、べべべ別に何にも隠してないよ」


「ちょっとその袋の中見せろ。」


「だめ!」


「残念でした。もう俺がとりました〜」


そう言って右手を上げて私の袋をフラフラと左右に振る香兄


「さて、中身は。…」


「…」


「…」


「…歌菜恵」


「は、はい!!」


「お前マシュマロ食べれたっけ?」


「…はい」


私は微かな声で答えた



「嘘つけ。食べれないだろ!何でマシュマロ買って来たんだよ!」


「いや、マシュマロの表紙がSN◯◯PYだったから。つい」


「ついじゃねぇだろ!どうすんだよこれ、完全に金の無駄じゃんかよ。」


「大丈夫安心して香兄。」


「おっ、なんかいい策でもあんのか?」


「そんなわけじゃないけど…」


「けど?」
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