怨み赤子
教室から下駄箱へと向かう間に真治からの返信がきた。


《わかった》


そんな短いメッセージを読んでアタシは満足した。


これで何も問題はないはずだ。


文化祭当日にビラ配りする。


そう、思っていたのだが……。
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