相合傘〜黒板のジンクス〜

下を向いて
私は誰にも聞こえないくらいの小さな声で「もう、これで終わり」とつぶやいた



由真に心配なんてかけちゃダメだよね
いつも通り

そうだよ雪菜
私ならできる!


だって、耕祐へんにの気持ちがなくなるだけであって
友達じゃなくなるわけじゃない

耕祐のいい女友達でありたい
私は耕助の幸せだけを願ってる


そうで‥あり続けたい。

< 59 / 208 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop