Everlasting true love♡♥Ⅰ
乃「あなたの妹さんは
  自分を責めないでと言ったんでしょ?」

彩「(コク)」

もううまく声が出ない

乃「きっとわかってたんでしょうね。
  あなたなら一人で抱え込んでしまうこと。
  それが心配だった。
  唯一の心残りって奴かしら?
  天国であなたを今でも
  心配してるんじゃない?
  優しいあなたは周りを頼らないって
  いつまでも心配をかけさせないでって
  怒ってるんじゃない?
  フフ・・・・

  あなたはずっと一人じゃなかった。
  孤独じゃなかった。
  最後の最後まで味方してくれた
  妹さんがいたから。」

乃愛瑠がそう言いながら
俺の頭をなでる

彩「・・・・そう・・・だな・・・」

乃「強くなろう、一緒に。」

彩「乃愛瑠は十分強いよ。
  俺もそれぐらい強くなりたい。」

乃「・・・そっか。」

 
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