俺様彼女

「いい加減認めれば?」

「何を――…」

「俺が好きだって」

三木は泣きそうな顔して睨むが、紅潮させた顔で睨まれても男心をくすぐるだけだ。

「わっ…私は――…」

「慎太郎さ〜ん」

「待ってよ菜奈ちゃん〜!」

……不法侵入だ。

「三木、校内入るぞ」

「は?河辺の知り合いじゃないのか?」

三木の言葉を無視して、走った。とりあえず屋上にでも行けばその間にあいつらは捕まるだろ!!

「慎太郎さん!お待ちになって!!!」

「まさかあれが花子?!」

「菜奈瀬ね」
< 28 / 79 >

この作品をシェア

pagetop