続・生きる。


「「「「「お疲れ様です!」」」」」

私たちは溜まり場へついた。


「湊さん、颯さんの家さっき行ってきました。

今日はまだ1回も見かけていないです。」


大翔が言った。


「へぇ、いい加減諦めたのかな?」


私が反応した。


「ま、まだ安心はできねーな。

次は学校にくるかも知れねーし。

颯、一人になるなよ?」


「あぁ、悪いな、湊。

みんなも、大翔も。」


「いえ、俺は大丈夫です。

失礼します。」


大翔はそれで去っていった。


颯はあれから女の子と遊ばなくなった。

学校で仲良くすることはあるんだけど

外で遊ぶことはない。

湊と朝うちにきて、湊と一緒に家に帰っている。

これでそのまま落ち着けばいいけどな…


とにかく!今はテストだね!


「颯、今回もお願いね。」


「ハイハイ、今回は文句言えません。」


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