続・生きる。



「あー由茉ちゃん、浴衣じゃない!!」


幹部室つくなり哉斗が騒ぐ。


「バイクなんだから浴衣は無理だろ。」


湊がいう。


「車でくればよかったのに。」


「哉斗、ごめんね。浴衣持ってないの。

うちの兄たちじゃ着付けもできないしさ、ね?」


「しかも時間もはえーしな。」


そう、まだお昼過ぎなのだ。

こんな時間から浴衣は辛い。


「もー、まあ今年は水着見れるからいいや。」


哉斗は一人で納得していた。


「爽は?今日は来ないの?」


「かもな。」


「そっかー。じゃあ私が飲み物入れてくるね。」


「今日俺コーラにして。」


「はいはい。」


純はコーラね。


私はコーヒーを3つ

コーラはペットボトルのまま

私の麦茶を入れて幹部室へ戻った。

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