続・生きる。

「……由茉、ちょっといい?」


爽は私を抱き締めた。


「いいよ、見ないから。

泣きたいときは泣きなよ。」


私たちはしばらくそのままだった。

< 25 / 953 >

この作品をシェア

pagetop