続・生きる。



「じゃーん!これ作ってきた!」


哉斗が突然言い出した。


「…シュークリーム?」


「うん!中にはコーヒークリームが入ってて

ぜんっぜん甘くないからみんなで食べよ!」


「哉斗、これ普通のシュークリームなわけ?」


爽が聞いた。


「んなわけねーじゃん!

もちろんロシアンルーレット!」


「ひとつだけまずいってわけね…」


私は苦笑いで言った。


「はいはい、みんな一つずつもって!

みんな一斉に食べよ!」


哉斗がどんどん進めていく。


「はい、みんな持った?

じゃあいくよ!せーのっ」


哉斗の掛け声で6人が一気に食べた。


…うん、甘くない。


なんとなくだけどこういうのに当たるのは…


「うっ…辛!!」


やっぱり純だ。


「「「あはははは!」」」


私と哉斗と颯が爆笑してしまった。


「はい、純、これ飲みなよ。」


私は純に飲み物を渡した。


純は勢いよく飲んだ。


「うっ…ってコーラじゃん!

いってー…おい、由茉!」


爆笑してる私に怒る純。


「ほら、純。水。」


爽が水を渡した。


しばらくして落ち着いた純。


「哉斗、これ何入れたんだよ。」


「いっぱい入れてわかんない。」


笑いすぎて涙を拭きながら答えた哉斗。




はぁ、楽しい。


こんな楽しいの久しぶりだよ。


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