続・生きる。


「じゃあはい!みんなも手伝えよな!」


純はそう言って席替えの準備を始めた。


仕方ないのでみんなで紙をきり

私が番号を書き、爽が折って箱にいれた。


「次こそは後ろの席頼んだ!」


みんなでやればすぐに出来た。


私たちはくじをもって教室へ戻った。


そしてみんなが戻ってくる前に

座席表を黒板にかき、番号を書く。


「なぁ、番号バラバラに書かねぇ?

順番にかくより面白そうじゃん。」


純がいった。


「そうだね、じゃあバラバラにする。」


私は純の言うとおりバラバラに書いた。


しばらくしてみんなが教室へ戻ってきた。


「先生くじできたよ~」


純がそういうと


「お前らも式でなかっただろ!」


と怒られてしまった。


「純ばかじゃん。

なんでばらしちゃうの。」


と哉斗が言った。


「まあいいじゃん。

席替え席替え~」


純はとにかく席替えがしたかったらしい。


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