続・生きる。
第十四章



そして29日。

今年も今日いれてあと3日だ。


「哉斗!おせちつくろーっ!」


「うん、いいよ!」


私たちは日持ちするものから作り始めた。


「思ってたより大変だね。」


「だね。俺もおせち作るの初めて。

あ、明日は俺一緒にできないんだ。

ごめんね。」


「いいよ。一人で進めるし」


「由茉、来て。」


そこへ湊がきた。


「湊、休憩?」


「うん。」


「じゃあ今日はこれで終わるか!

区切りいいし。」


哉斗が言った。


「そうだね。」


「俺片付けとくから湊と先いってていいよ!」


「ありがと、哉斗。」


私は湊と幹部室へ向かった。


「あれ、今日はみんないるんだね。」


幹部室には爽、純、颯がいた。


「明日は明日で忙しいしね。」


爽が言った。


それから哉斗が戻ってきて

私たちは久しぶりに6人で話した。


冬休みに入ってからみんなが集まるのは

ほとんどない。

ご飯もバラバラだから嬉しい。

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