続・生きる。
第十五章



それから1週間


今日は湊の入学試験の日。


「うー…大丈夫かな…」


学校が休みな私たちは

幹部室で湊の帰りを待っている。


「確か明日もでしょ?」


哉斗が聞いてくる。


「そう。2日間。」


「長いねぇ。」


「湊大丈夫かなぁ…」


「湊なら大丈夫。

あの湊があんな勉強したんだ。

きっと大丈夫だよ。」


私が心配してると爽が私を励ました。


「うん、大丈夫だよね!!」


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