続・生きる。





ん………なに…?


なんか物音がして起きてみると

湊がすでに起きていた。


「あ、起きた?

おはよ、由茉。」


「んー…湊、おはよ。」


「由茉の寝起き初めて見たな。」


「ん、そうかもね。」


「もうすぐ親父が来る。支度しよ。」


「はーい。」


私は起きて歯を磨いて顔を洗って

用意されていたワンピースを着て髪をとかした。



「あ、化粧はすんなよ。」


「うん?」


わからないけどすっぴんのまま

私は湊と朝御飯を食べた。



「湊様、もうすぐ旦那様がお帰りです。」


「わかった、今いく。

由茉、行こ。」


「うん。」


………緊張する。


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