続・生きる。


「まだ湊には言うなよ。」


「なんで?」


「まだ本気で好きかわかんねーし。

変に期待させたくない。」


「ふふ、相思相愛だね、爽と湊は。」


私が笑いながら言ってると


「気持ち悪いこと言うな。」


と私の頭をぐしゃぐしゃにした。


「ちょ!もう~!!爽のバカ!」


「なにそれ。誘ってんの?」


「なっ!

……颯みたいなこと言わないでよね。」


「はは、俺は元々そういうやつなの。

はいはい、直してあげるよ。」


「爽がやったんでしょー。」


「あのさーお二人さん。」


そこへ哉斗が来た。


< 710 / 953 >

この作品をシェア

pagetop